2023/05/31 18:41

ブログ更新しました「5/31の暮らし(神社の月末/幻想的)」

 「神社の月末」

 

 

今日は31日 

月末の実家神社は

おついたちの準備をします

普段はさーっと拭き掃除する程度ですが

月末は 神様に近い扉部分まで拭き掃除します

そして

毎月1日の月次祭のお供えがしやすいよう整えます

 

神様に近い扉は

本殿でも一番奥の階段を昇った所にあります

この場所は神聖な場所なので

バケツも別できれいな雑巾で拭きます

神主の資格を取るまでは

「女は階段から上は昇ったらあかん!」

と言われていました

弟達は子どもの頃から昇っていて

「姉ちゃんだけ掃除せんでいいのズルい!」

とよく口げんかになりました

 

神聖な場所にケガレを持ち込んではいけない

という意味なのですが

(女性は月経があるのでケガレがあるとされる)

私は理不尽だ!と思っていました

 

神社の仕事に興味があった私と

神社に興味がない弟

よく母から

「あんたが男やったら良かったなぁ」

と言われていました

昔はこれを言われる度に

「女に生まれてごめん」という

罪悪感を使っていました(笑)

 

今もたまに言われますが

「女やから神主に興味あったんかもやで」

と言っています

男尊女卑に見える思想にも

実は女性を守っていることもある

私はそう思っています

 

それに

女性神職しかできない役割もありますから

これで良かった

と思います

 

「幻想的」

 

昨日 雨上がりに

近所の神社へ行きました

私は神社で深呼吸し

草木や木漏れ日を写真に撮るのが好きです

心が躍る

そんな感覚なんです

画像に音楽を付けてみました

 

雨上がりは

草木の香りが漂い

匂いフェチの私には最高の時間です

 

 

もう紫陽花の季節ですね

 

 

そして今日

日暮れ前の月

 

2023/05/30 20:04

ブログ更新しました「5/30の暮らし(95年夏)」

 「95年夏」

 

 

スローロリス、テキストの画像のようです

 

私は1995年

21歳になって間もない真夏の1ヶ月少し

東京の國學院大學で神主の講習を受けました

合宿生活で神社人達と過ごす特殊な期間でした

 

当時まだ女性神主が少なく

100人超えの受講生の中

10数名程だった記憶です

20〜60歳の受講生が

全国各地から集まっていました

皆 跡継ぎばかりで

私の様に弟が跡継ぎだけど資格取りにきたよ

という方は見当たりませんでした

 

一日中 白衣袴で過ごしました

私は白衣袴のたたみ方すら知らない

全く0からのスタート

周囲は皆 大きな古い神社の息子と娘で

既に色んな経験をしてきていました

私はついていくのに必死でした

あまりに祭りの手順(実技)が覚えられず

トイレでこっそり泣いた日もあります(笑)

 

筆記試験と実技試験が期間中何度かあり

落ちるとその時点で終了

後の授業は受けられません

講習会にかかる費用を私は把握していたので

絶対落ちるわけにはいかない!

とかなり気を張っていました

(学生だったので授業中居眠りしてましたけどね)

 

正座が辛くて脱落するオジサマ

試験に落ち男泣きをするオジサマ

先生からこっぴどく叱られる60歳のオジサマ

終盤あたりは 

なかなか緊迫した空気が流れていました

 

最終試験は 難関の実技

くじ引きで

私は「宮司」の役が当たりました

あまり練習できていない役でした

自分は将来 宮司になることはないので

身が入らなかったのです

(思わず動揺して涙が出ました)

同じ班のオジサマに

お辞儀さえきれいにキマれば大丈夫だから!

と励まされ

自分の出来る全てを出し何とか乗り切りました

 

なかなかスリル満点の講習会でしたが

この時知り合った方は今も交流があります

とても貴重な時間を過ごした夏でした

 

2023/05/29 17:24

ブログ更新しました「5/29の暮らし(ご朱印)」

「ご朱印」

 

ご朱印を書かせて頂く時

実はいつも心の中で

(ご朱印来た〜!)

と緊張が走ります

 

神社にお勤めの神主さんにとっては

日常業務ですが

私の様に

月に数回だけ神社に行く神主にとって

ご朱印は特別なことだったりします

 

朱印帳の前のページが

達筆だったりすると

(や〜め〜て〜!!)

と更に緊張が走ります

ですが

顔には出ていないらしく

弟は

「姉ちゃん自信満々やな 俺ムリ!」

と言います

(姉は気合いで乗り切ってるだけなんやぞ!)

といつも思う私

とにかく「御辰稲荷神社」「奉拝」「令和」

だけきれいに書ければ良し! 

と割り切ってます

そして

とにかく心を込めて丁寧に書いています

最大の難所は

篆刻のハンコに朱肉をつけ 印を押す時

呼吸を止め 上から力一杯押します

大理石に刻まれた篆刻は

とても押しにくく 

うっかりすると印影がかすれます

集中して気合いを入れて

が大事です

曽祖父の代から使っているであろう篆刻

(押しにくいねん!)

と何度思った事か…

歴史を感じる篆刻は

若輩者を寄せ付けない猛者なのでした

今日は「ご朱印を書く時」

についてお届けしました

 

2023/05/28 17:02

ブログ更新しました「5/28の暮らし(嬉しかってん/上弦の月)」

「嬉しかってん」

 

 

昨日は実家神社に帰りました

用事を済ませ自宅に帰ろうとすると

次々 お参りの方が来られ

ご朱印を書かせて頂きました

 

ここ3年 

書き置きのご朱印をおすすめしてきたので

朱印帳に書くと日常が戻ってきた事を感じ

とても嬉しかったです

 

お参りの方の会話

「書き置きよりやっぱり書いてほしいよね」

が印象に残っています

神社人としては

書き置きを受けて頂くのは助かるのですが

(やっぱり書く方がいいよね)

と思いました

 

また字を書く練習しよう!

と決めました

 

「上弦の月」

 

今日は上弦の月です

半月ですね

今薄曇りの大津市石山

月 見えるかな

 

今日気付いたことがあります

写真に写るのが苦手だった私

ここ4年で

全く気にならなくなりました

 

SNSを始めた頃は

自分の顔を載せるなんてあり得ない!

と思っていました

それなのに

今ではYouTubeで喋ったりしてます

むしろ

どんどん発信したいと思っています

 

5年前の私が見たら

あり得ない!と言うはずです

私ほど私に注目している人は

世の中にいない

ということですよね

 

 

実家神社でお狐さんと撮りました

2023/05/27 20:01

ブログ更新しました「5/27の暮らし(何回も/鴨川)」

「何回も」

 

 

毎日ありがたいなぁと思うことって

沢山ありますよね

嬉しいことや

楽しいことも

沢山ありますよね

 

私はありがとうと嬉しいと楽しいは

相手に言葉で伝えたい派です

心の中でじんわり思うのもいいし

表情で伝えることもありますが

せっかく言葉があるんだから

できるだけ 

言葉という音で

伝えたいなぁと思っています

 

そして

何度伝えてもいいよねと思ってます

 

この肉体がある間だけ

言葉で意思疎通できるのですから

あの時言っておけば良かった…

と後悔しない為にも

 

「鴨川」

 

 

今日は実家神社へ

ご朱印を受けて下さる参拝者が多く

お参りが多いのが嬉しかったです

 

 

鴨川方面から帰りました

 

 

丸太町の橋を久しぶりに渡りました

鴨川は懐かしい景色です

変わらない様で整備され美しくなっていました