今日は神主の研修などに行くと

こんな食事風景ですよ

という話を書きます

 

食事は全員そろって食べるのですが

私は食事も研修の一環だと思っていました

 

食事時には「感謝の祈り」

というものがあります

 

まず道彦(みちひこ)と呼ばれる先導役が

「静座　一拝一拍手」

と言います

その後　全員そろって一拝一拍手します

それから

道彦が「たなつもの」と節をつけて言うのを合図に

「たなつもの　百(もも)の木草も天照す　日の大神の　恵みえてこそ」

と詠います

 

食べる間は無言

皆　黙々と食べます

しかも　早食いです

私は食べるのが早い方だと思いますが

そんな私がついていけない早さでした

(よく噛まずに必死に飲み込んでいました)

 

そして皆が食べ終わると

道彦が「端座　一拝一拍手」

と言います

それを聞いてから全員で一拝一拍手します

そして

道彦の「朝宵に」

というのを聞いてから全員で

「朝宵に　物食ふごとに　豊受(とようけ)の　神の恵みを　思へ世の人」

と詠います

 

神様への感謝は大切ですが

もう少しゆっくり食べてもいいんじゃないか？

と今は思ってます

研修を受けていた頃は

早く食べなきゃ!

と当たり前の様に思っていましたけどね

 

 

大きな鳥のような雲が

夏の空ですね

そろそろ梅雨明けかな？